公開日: |更新日:
ローコスト住宅建築には、全体費用を抑えるために、坪単価が安い土地探しが重要となります。安く土地を買うためにはある程度の妥協や節約、値引き交渉などが必要です。
今回は土地を安く買うためのコツを紹介します。
早く売り切りたい業者が売れ残り分譲地を安くする場合があります。
売れ残る理由は角地にある、騒音が酷いなど様々です。
L字型、三角型、崖地などの不整形地は家が建てづらく人気がないため、安くなる可能性が高いです。
もし不整形地に家を建てる場合は、土地の形を活かしたデザインにするのがオススメです。
土地所有者に、住宅ローン債務支払い不可など何らかの事情が発生した場合、競売がかけられます。
価格が70~80%になった競売土地は誰でも購入しやすくなります。
相続税など、土地の所有者が売り急いで価格を落とす場合があります。
そのため、良い条件で安価で土地を購入できる可能性が高いです。
しかし、購入後土地購入者が税金を支払う必要があるので総額をあらかじめ試算しておきましょう。
自治体や委託企業が運営する不動産情報提供サービスを「空き家バンク」といいます。
登録されている空き家には無償譲渡物件もあるので、費用を抑えて不動産を手に入れることができます。
土地売買は不動産会社が仲介に入るため手数料が必要です。
しかし土地を売りたいと思っている隣地の所有者に直接交渉した場合手数料が必要なく、値引き交渉ができ安く買える可能性があります。
土地探しをする時、値段が安すぎる土地は要注意です。
価格が安い土地には「土地が極端に小さい」「最低限の条件をクリアして売り出している危険な立地」など理由があります。
そうなると基礎工事に必要なクレーン車などの道幅が確保できずその分工事費が割高になります。
なので、安いという理由だけで調べずに購入すると後悔することになるでしょう。
売り出している土地やその周囲の土地が、地盤沈下や地震の時に液状化現象を起こした場合、その分土地の値段は安くなります。
脆弱な地盤だと購入後に工事が追加で必要となり、別途土地改良費用がかかり、その分高くなります。
なので安いからといってすぐに購入するのではなく、事前に調べましょう。