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家を建てる時、建築会社との打ち合わせは重要です。打ち合わせは長期間に渡ってお互いのズレが生じないよう行われます。今回は未然にトラブルを防ぐために、注文住宅打ち合わせ時に気を付けるポイントを紹介します。
注文住宅は決まったプランがないため、打ち合わせを重ねる内に要望が増え、最初に考えていた予算を大幅に超えてしまう場合があります。
そのため、あらかじめ予算の上限を決めておくことで建築会社も、その条件を満たすために他の費用を削るなど予算内で可能なプランを提案しやすくなります。
住宅ローンの借入限度額や頭金などを確認した上で、上限金額を決めましょう。
自分が住みたい家のイメージや家族のこだわりなど、打ち合わせをする前に意見をまとめておきましょう。
注文住宅は自由設計が可能ですが、土地の条件や建築基準法など、全てのこだわりを実現することはできません。
そのため、カタログや住宅展示場などを見てイメージを固め、家族と共有してこだわりポイントをメモし、絶対に譲れない条件というように優先順位をつけてから打ち合わせを行えば、より理想に近い家の実現が可能になるでしょう。
完成時期を決めておかなければ、打ち合わせは何も決まらないまま終わってしまい、長期間化してしまいます。
そのため、ゴールを明確にした大体のスケジュールを決めておきましょう。
注文住宅は完成まで長くても1年以上かかることがあります。
なので、子供の成長に合わせた、家庭に無理のないスケジュールを立てる事が出来ます。
注文住宅の打ち合わせは決める事が多く、後になってトラブルが発生する可能性があります。
そうならないために、自分の希望に対して建築会社からどんな提案があったか、実現できない理由や代替案などをメモし、議事録を作成し、建築会社と共有しましょう。
注文住宅に関して、私たちは素人です。そのため、打ち合わせ中に疑問点や不安点がでてくるでしょう。
工事開始後に気づいて変更となると追加料金が発生し、完成時期も遅れてしまいます。
あとでこんなはずではなかったと後悔せずに、わからないことはできるだけ打ち合わせ中に質問し、その場で解決するようにしましょう。
また、家を長く管理するためには日々の維持管理が重要です。
維持管理には定期的な維持管理と寿命による維持管理があります。
キッチンの排水溝の掃除や換気扇の清掃、換気による空気の入れ替えなどが定期的な維持管理に該当します。
換気扇や食洗器、エアコン、ガスボイラーなどの電化製品は10年を超えると故障しやすくなります。
ベランダ防水、外壁塗装の剥がれ、ウッドデッキなども同じです。
そのための保証入会や定期的な維持費積み立てが寿命による維持管理に該当します。
家の完成時期によって維持管理の時期は大きく異なるため、不安に思った場合は必ず聞くようにしましょう。